甲骨文字は、中国殷の時代の文字。紀元前1400頃が最古。漢字のはじまり。亀の甲羅、牛の骨などに刻まれた。朱で筆をつかって下書きをされたものも発見されているといわれている。が、インターネットを探して見たが見つからず残念。どなたかお持ちであれば、お礼は例えばその臨書などでご容赦いただけるのであれば、送っていただきたいが・・。( kenshi@kotenshohou.com )

 掲載したものは、甲骨文字でも初期のもの。神への卜占の内容、王の判断、実行結果などが書かれている。日本で言えば天皇の祭事を記したものにあたる。

 刻した文字であるが、下書きに筆を使用したことを思い臨書した。そして再び、甲骨文字の拡大画像を見ると、甲骨文字は深い味がある。三千年以上前のものである。現在の方が若く成熟していない感じだ。これを自分の部屋に飾ることを思えば分かりやすい。その付近格が上がる。韓国の古い陶磁器も雰囲気が似ている。

 しかし、臨書は若い。刻したように書いてみた。・・・ 。借りをつくったまま終わる。2012.01.04

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刻したように

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