ホーム

洛神賦

2007.8 研賜


 

筆者にとっての洛神賦は、朝鮮半島の焼き物である。書は、紙の上に、朝鮮半島の焼き物は、立体として、意識、手の感覚などが表れる。書に必要なものかと問われれば分からないと答える他、仕様がないものであるが、どうにも止まない。というか、なにかと励みになっている。

 

今回の夏期休暇は、洛神賦に集中して取り組んだ。2年前も同じような時期に洛神賦で自運をしている。その時は半紙であるが、今回は、半紙半分の大きさである。文字の大きさだが、未だ、日に日に、小さくなってゆく。

夏期休暇の始めの頃の方が、のびのびと書くことができていた。洛神賦を区切るのには、まだしばらく時間が必要だ。

 

本日書いた洛神賦の最初の方を掲載する。

                                                          2007.8.17