書道独学期間へ

いろはにほへと

甲申師走   研賜


 

3〜4年前 研賜書古代文字いろはにほへと

 

 

 

 

その他の書もそうであるが、独学期間の書を掲載するのはなおさら勇気がいる。

やられていながら、今日はこのくらいで勘弁してやる。といって立ち去るという感じで、えーい、今日はこれくらいで、掲載してやる。といった気持ちである。

大きさははがき程度で、水の力を使って、書いた。紙に接触するかしないかのところで、まさに息を殺しながら運筆したものである。まともに書いたのでは、とても線らしい線にすることができずに、工夫をした。

「いろはにほへと ちりぬるを わかよたれそつねならむ うゐのおくやまけふこえて あさきゆめみし ゑいもせす(ん)」
を、甲骨文字、金文などから文字を探して、それなりに感じるところを工夫して書いている。

これはこれで楽しいとは思うが、線が・・・

文字の形に独自なものを一生懸命盛り込んではいるので、努力賞ということにさせていただきたい。