自己紹介 |
乙酉葉月 研賜 |
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2000年頃より書で一人遊びを始め、2002年2月2日から中国の古典書法を学ぶ。 筆者の感性を紹介するのに都合が良いので、平成6、7年頃に作ったディスクペンを紹介する。 台は、さび竹で、日本の真竹である。 竹は、折れたり、切られると、切り口から、枯れるが、これもそういったたぐいの竹である。 台の竹は、茶室作りにも携わっていた竹屋の親父さんから、善意でいただいたものである。今はもう亡くなられたが、人柄を思い出すととても懐かしいとともに、清々しい気持ちになる。この親父さんの竹の切り口からは、気が漂っていたこともまた思い出す。 使用したのこぎりは、竹専用のもので、もちろん職人さんが、手作りしたものである。京都はこういった文化がまだ残っている。いろいろ試したが、昔ながらの竹専用ののこぎりでないと、ささくれを作らずにきれいに切断することができない。
この竹の中は、金の水で満たしている。
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ペンは、シナ竹。したがって、中国の竹。黒い部分は、立ち枯れしてできたものではなく、茶杓の蟻通しのように、虫が残した跡である。
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