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小野道風屏風土台

乙酉青陽  研賜


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2005.01.25 研賜臨小野道風屏風土台

小野道風屏風土台より 

 

 

   

 

屏風土台は筆の回転を確認するため、以前数カ所臨書したので、厳密に言えばセカンドコンタクトである。小野道風屏風土台の一番筆使いが速そうなところでなにかがフィットした。臨書というよりは、自分なりの古典書法の理解を織り交ぜて、書き進んだ。

用筆が速そうなところの線質は似ていない。拡大して見てみたが、小野道風の書には、筆の毛先の一本一本の痕跡をみることができない。なにか不思議であるが、これは紙、墨あるいは筆の違いというよりはやはり、用筆の違いによるものと思われる。

臨書をおこなったところから言えば、「行書に関してであるが、小野道風は、日本書道の歴史上の人物としては、古典書法に最接近していた。」というところが現時点の結論である。

 

用筆特に中鋒が見えやすいところを選んで下に部分拡大を掲載する。筆の毛先の一本一本が現れているところを見ると、中鋒の意味を理解しやすい。

 

臨書から約7ヶ月後にあって、臨書を見ている。文字が立体的で、勢いもあり、布局もそれなりである。小野道風の力を借りることに成功している。小野道風の良いところを吸収し、個性を加えることもできたとも言える。用筆に共通点があることからくる相性の良さの表れでもある。2005.08.10)

 

 

 

                  

 研賜(臨±α)小野道風屏風土台部分拡大(約2.5倍)                      小野道風屏風土台